顔がゆがむ原因の一つには、表情筋の衰えというものがあります。
人間の表情が他の動物よりも複雑なのは、顔の表情筋が発達しているからだといわれています。
表情筋というのは、眼、鼻、口などを開閉をする際に使用したり耳を動かすために使用したりする筋肉のことで、驚くことに20種以上もあるのです。頬骨筋、眼輪筋、口輪筋、笑筋、後耳筋などの種類があります。
顔のパーツに表情の癖がついてしまうと、顔がよく使われる筋肉とあまり使われない筋肉に分かれてしまいます。そして、あまり使われない筋肉の部分はたるんでしまい、顔のゆがみを引き起こしてしまうのです。
かといって、あまり表情がなければいいかというとそんなことはなく、表情の癖がついてしまう時と同じような事態になります。いつも能面のような顔をしていると、使われない筋肉が衰えてしまうので、結果として顔のゆがみにつながるのです。
人間の顔は左右対称に見えて実際にはそうではなく、少しずつアンバランスになっています。これは顔のゆがみによるもので、表情筋に問題があると反対側の口元が上がりやすくなってしまいます。
なお、顔面神経麻痺になった場合にも、表情筋を動かす神経の働きが鈍ってしまい顔のゆがみとなることもあります。
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